ダイエット体験記　心61

● 絶対諦めない

デブだから…、自分の中で今までずっとこう言い訳をしながら甘えてきた。毎年、今年こそはと思っても結局変わらない。

でも今年の私は自分でも分かるほどちょっと違う。中学三年生にあがる。受験生になって、高校の制服を意識したりする。今まで太っていた私だって、可愛い服を着て街を歩きたい。もっと自分を好きになりたい。

だからもっと痩せてやる。誰かを見返したいとか、告白したいからとかじゃない。今まで散々甘えてきた自分にキッパリさよならしたい。自分を見返してやりたい！5月の修学旅行までには違う私でいたい。自分の成長が楽しみでなりません。

(綾/女/14歳)

● 些細な幸せ

私は一年前まで身長156センチで体重が81キロありました。今まで何度も失敗してきましたが、もう一度ダイエットに挑戦しようと思いました。それから一年たった今、体重は59キロになりました。

特別な事はせず、ただ毎日運動をしただけです。正直辛くて逃げ出したい日もありました。でも今私は思う事があり、私は太っている事に感謝をしています。

それは痩せるにつれて服を買うのが楽しくなったり、今まで当たり前のように食べていた物がすごくおいしかったり、人にはわからない幸せを何倍にも感じられるようになったからです。痩せると中身も変わるんですね。

(もん吉/女/28歳)

● 自分を大切にすること

日本を離れてアメリカへ留学して、5ヶ月は食事があわずむしろこんな食べ物を食べて太ってたまるかと思っていたのですが、なかなか本当に打ち解けた友達が作れないのと英語の伸び悩みなどでストレスがたまるにつれて、食べる量が増えていきました。日本にいる家族や友人、そして彼からの励ましにもこたえていない自分が情けなくて、こちらから連絡をとることも少なくなり自分の中にこもりがちになりました。

食べるのは止まらず、結果10キロ以上体重は増加。私はストレスにあうためにここにきたんじゃなくて、幅広く自分のためになることをしようと思っていたはずなのにととても落ち込んで、最後は過食して吐くようになってしまいました。カウンセラーさんに指摘されるまで、自分に対してずいぶんとつらく当たっていたことに気づけませんでした。おなかが苦しくなるくらいものを詰め込んだり、反対に飢餓を感じるほどご飯を食べなかったりするのは、どちらも自分の体につらい思いをさせることだと思います。

体が本当に喜ぶこと、おいしいものを適度に食べて、体を好きなことに使って、たくさん笑って、そうしていたら自然に一番自分がきれいな体型に近づいていくと思います。嫌なこと、ストレスのたまることも生活していくうえではたくさんあるから難しいとは思うけれど、できるだけ多くの人に幸せに健康に生きてほしいと思います。

(lost girl/女/20歳)