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★★★ Diet in 10 Seconds! ★★★

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知 識

- ホルモン -
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インスリン

インスリンには2つの働きがあります。1つは血液中のブドウ糖を細胞の中へとり入れること。もう1つは脂肪を体内へ積極的にたくわえることです。肥満を防ぐにはインスリンとの上手なつき合いが大切です。運動をすること、ゆっくり食事をすることで、余剰なインスリン分泌をかなりおさえられます。

食べる時間

人体は時間によって、活発に分泌されるホルモンが異なります。朝はグルカゴンという脂肪の燃焼を手助けするホルモンが、夜はインシュリンという脂肪の蓄積をうながすホルモンが、それぞれ分泌されやすくなっています。朝に食べても太りにくく、夜に食べると身につきやすいのは、この理由によります。

インスリン2

血液中の脂肪を脂肪細胞にみちびいて、その蓄積をうながすのがインスリンです。このホルモンはご飯やパンなどの炭水化物をとると、さかんに分泌されます。また逆に、食後に運動などをすることによって、その働きをおさえこむことも可能です。

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性ホルモン

性ホルモンには男性ホルモンと女性ホルモンがあります。体脂肪は男性ホルモンのはたらきをおさえる役割をもっています。したがって、女性がダイエットで体脂肪を減らしすぎると体内の男性ホルモンが活発になります。そして女性ホルモンに影響をあたえ、月経の不順などをまねくが場合があります。

いたずら

インスリンがいちどにたくさん分泌されると、体脂肪の生成がすすみます。またもうひとつ問題なのは、脂肪酸が脂肪細胞から外へ出るのを邪魔して、燃えてエネルギーになるチャンスをうばってしまうのです。インスリンをうまくコントロールできれば、ダイエットは成功します。

解体屋さん

運動をはじめると、脂肪を分解するためのホルモンが分泌されます。それらがアドレナリンやノルアドレナリンなどであり、貯蔵されている脂肪を脂肪酸のかたちに分解します。そして脂肪酸は血液にのって筋肉へと運ばれ、エネルギーをうみだすために燃やされます。

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朝と夜

食後に血糖値があがるとインスリンが分泌されて、脂肪が蓄積されやすくなります。これと対をなすホルモンがグルカゴンで、脂肪を分解するようにはたらきます。朝はインスリンから1時間ほどあとにグルカゴンが分泌されます。しかし夜にはその遅れが、5時間ほどにもなります。これが夕食の太りやすい原因のひとつになっています。

ホルモンの減少

年齢をかさねるにつれて太りやすくなるのは、ホルモンの分泌が減ってくるからです。20代からすこしずつ減りはじめ、40代になると一気に激減します。するとタンパク質を合成する能力もおち、筋肉の量が少なくなってきます。それが基礎代謝をさげて、私たちを太りやすくしています。

いま話題の

脂肪がたくさんたまると、脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。これが脳や自律神経に影響をおよぼして、食欲を抑制させたり、脂肪を燃焼させるようにはたらきかけます。ダイエットのカギとして世界的に注目されています。

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こんな役目

女性のからだのなかにも男性ホルモンがあります。そして体脂肪は、その男性ホルモンのはたらきをおさえたり、女性ホルモンへ変える役目ももっています。それゆえに女性が体脂肪をへらしすぎれば、生理不順などがひつぜん的におこってきます。

大掃除

空腹でお腹がなるようなときには、モチリンというホルモンが分泌されます。すると胃腸がつよく収縮されて、老廃物がとりのぞかれます。食事間隔がみじかくて、おお食いであれば、モチリンには大掃除をしてもらえません。

ホルモンのちから

グルカゴンや成長ホルモンなどを分泌させることができれば、体脂肪をムリなくしぜんに減らすことができます。さびた自転車をチカラまかせにこぐような、くるしいダイエットは必要なくなります。そのためにはバランスのとれた食事、規則正しい睡眠など、かろんじがちな生活習慣を真剣に見なおさなければなりません。

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女性であるために

女性のからだのなかにも男性ホルモンがあります。そしてその男性ホルモンのはたらきをおさえたり、男性ホルモンを女性ホルモンにかえたりするのが、体脂肪です。女性が女性であるためには、どうしても一定量以上の体脂肪がひつようとなります。

成長ホルモン

成長ホルモンのはたらきで、筋肉がつくられ、代謝がたかまり、からだが若々しくなります。成長ホルモンを効果的に分泌させる方法が、筋力トレーニングです。筋肉につよく刺激をあたえることで、年齢に関係なくその分泌量をふやすことができるのです。

セロトニン

脳内伝達物質のセロトニンは、ストレスをやわらげるはたらきをもっています。このホルモンは、糖質をとることで分泌されます。つかれたり、いらついたりしたとき、あまいものが欲しくなったり、いつもよりも食欲がますのは、からだの自己救済措置なのかもしれません。

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成長ホルモン

成長ホルモンは骨や筋肉をつくります。それだけではなく、体脂肪を燃やすようにもはたらいてくれます。無酸素運動の筋力トレーニングなどによって、成長ホルモンの分泌はたかまります。ダイエット中にはとりわけ、なかよくしたいホルモンです。

対のペア

ホルモンには逆のはたらきをもつものが存在します。脂肪をためこむインスリンに対するのがグルカゴンです。肝臓からグリコーゲンを出させたり、脂肪細胞から脂肪を出させて運動エネルギーをつくったります。もしインスリンが活発であれば、グルカゴンはおとなしくなってしまいます。ホルモンバランスの調整もダイエットにはかかせません。

秘められた力

分泌をされるホルモンにしたがって、カラダはさまざまな反応をします。脂肪をよりたくさん燃やすことも、容姿を若返らせることもできます。私たちはその力を使いこなせてはいませんが、カラダには大変な能力が秘められていることは事実なのです。

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ホルモンのシャワー

からだに命令をつたえるホルモンのはたらきは、感情にとても左右されています。もうダメだと思ったスポーツ選手は、すぐにマイナスのホルモンが分泌されて、からだの動きがにぶります。逆にウソでもよい感情をいだけば、それに見合った好ましいホルモンがからだに分泌されます。心をととのえ、ホルモンをうまく活用したいですね。

ホルモンの下で

私たちの生命活動はホルモンに支配されています。恋心さえも、フェニルエチルアミンの分泌量に左右されています。ダイエットでは、からだをつくり、体脂肪を燃やす成長ホルモンがたいせつです。つよい筋トレをすれば、通常の100倍以上もたくさん分泌されます。そこまではしなくても、簡単なトレーニングでその恩恵を受けたいですね。

オモテとウラ

すいぞうでつくられる、大切なふたつのホルモンがあります。1つはインスリン。糖質を食べたときなどに分泌され、脂肪の蓄積をうながします。もう1つはグルカゴン。たんぱく質を食べたときなどに分泌され、脂肪の分解をうながします。なんだかコインの表と裏のようですね。

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ホルモンとカラダ

ホルモンがカラダをあやつっています。筋トレをすれば成長ホルモンがでて筋肉をつくります。ストレスをかんじればコルチゾールがでて筋肉をぶんかいします。そして食べすぎればインスリンがでて脂肪を蓄積し、生理まえには黄体ホルモンのはたらきで女性はむくんで体重がふえます。ホルモンにも関心をもつと、ダイエットがよりはかどります。

男と女

男性のカラダからはテストステロンという男性ホルモンが分泌されています。これによりトレーニングをすれば筋肉がモリモリと発達します。しかし女性はわずかにしかこのホルモンが分泌されないので、努力をしてもなかなか筋肉は肥大しません。筋肉がクッキリと見える女性がいるとしたら、それは筋肉が大きいというよりも体脂肪が少ないことによっています。

わかれ道

カラダがインシュリンに対して敏感になっているときには、血液中にただよっている糖分は肝臓や筋肉にとりこまれて、グリコーゲンになったり、消費されたりします。逆にニブくなっているときには、脂肪細胞にとりこまれて脂肪としてためこまれてしまいます。カラダのインシュリンの感受性をあげることで、私たちはそのわかれ道を自分で選ぶことができるのです。

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ときには

カラダの代謝を左右するものに甲状腺ホルモンがあります。とるカロリーがふえればこのホルモンが活性化して代謝があがり、とるカロリーがへれば不活性となって代謝がさがります。低カロリー食が長くつづくとこのホルモンの働きがニブり、ダイエットがはかどらなくなります。ときにはちょっとだけ食べる量をふやすのも、大切なコツです。

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