現在過食嘔吐に悩む大学生です。俺は…女である自分が嫌で、ある日痩せたら女体型がなくなるかもと思い付き、3ヶ月で10キロ痩せました。短期間で痩せたため、顔はガサガサになり青白く、バイトしても楽しくないと感じる日々。やけど体重と見た目が減り、自分が着たい服が着れ、カッコ良い。よっちゃんがホンマに男なら絶対付き合ってるなど、待ち望んだ言葉に喜びを感じ、もっと痩せたいと思うようになりました。何でかね、全く感情は悲鳴をあげず、やけど体は悲鳴を毎日あげていたように思う。ある日、3ヶ月ぶりに菓子パンを食べた。美味しかった。ホンマに美味いって思った。やけどこの瞬間から俺は過食に入った。食べても、食べても満腹感を味わえない。ただ胃が一杯になって腹が出て。あ、一杯なんかって分かって止めるという感じが続いた。
分かりきってるが体重はどんどん増え、5キロ太った。大学の新しい友人には、女の子らしくなったなと言われた。痩せようと思った。これが俺の第二の失敗。次に待ち受けていたのは、嘔吐の日々だった。食っては吐き食っては吐きの毎日。一人暮らしを初めて、人目を気にせず過食嘔吐に没頭した。夜はいつも、死ぬかと思い、カッターで腕を切った。死ねなかった。次の日になって傷だらけで血の染み着いた服を見るたびアホやなぁと思った。何回も何十回も今の俺が、昔中肉中背だった幸せだった俺に説教を受けているのを夢で見た。現在も毎日過食嘔吐。腕を切り、部屋を荒らす毎日。男になりたい。男に見えるような体型になりたい。カッコ良いと言われたい。この願望の呪文が日々繰り返される。
過食嘔吐に悩む人は自己を持たない人じゃない。弱い人間じゃない。意志の弱い人間じゃない。強すぎて、頑張り屋さんで自分に厳しい人がなるモノ。誰も俺や、皆を見放したりはしない。そりゃ皆が皆分かってくれるとは限らない。やけど、こんなに自分に厳しい奴が認めた、信じれた奴なら絶対一緒に悩んでくれる。何でも言ってこいって言葉をかけてくれる。俺と同じ過食嘔吐で悩んでる人、一人悩むな。自分を責めるな。もう少し、自分の頭を撫でてやれ。俺も今頑張ってるから。一緒に頑張ろな。
(よしき/女/19歳)