私は小6の時に拒食症になりました。原因は4つ上の姉が小6の時自分より体重が軽かったうえに身長も高かったからです。ダイエットをはじめ最後には給食は牛乳と野菜しか食べなくなっていました。拒食は中三まで続きました。拒食になって一番後悔したのは筋肉がおちて運動神経が悪くなってしまったことです。拒食になる前までの私は運動神経は良い方で足も速かったのですが、食べなかった時からだは筋肉をエネルギーに変えていたらしく以前のような速さで走れなくなってしまいました。
中学では運動部に入部したのですが、食べないで動いていたせいか筋肉がつくことはなく今でも小1の子供くらいの速さでしか走れません。足も以前より太くなってしまいました。そして思春期に拒食になった私は中学三年間身長が1センチも伸びませんでした。周りの友達が成長期でどんどん伸びていくのを横目で見ながら相当悔しい思いをしました。というのも私の家族は比較的皆背が高く少なくとも160センチは伸びる可能性があったと後に医者に言われたからです。そして私も幼い頃から身長への憧れは強く164センチを目標に生きていました。数年後体重が増えることで身長が伸びるということを改めて知った私はなんとか努力しましたが、結局150センチちょっとまでしか伸びませんでした。そして現在その反動で過食症になっています。
やめたいのにやめられなくて本当は外にでるのも嫌だし、どんどん太って醜くなる自分も嫌で死にたいです。親や病院は拒食の時は色々やってくれたのに過食に関してはあまり問題にしてくれません。でも正直拒食のときより過食の方がつらいんです。こんな自分がすごく嫌で嫌で仕方がありません。もう一度自分を好きになりたい。最後に思春期(特に小学生)で痩せたいと思っている人に言います。誰でも成長期になれば身長は必ずのびて痩せて可愛くなります。私も拒食になってからそんな友達を何人も見てきました。小学校の時太っていても中学で運動部に入れば背が伸びて痩せるし筋肉がついて運動神経がよくなる事で基礎代謝量が上がり食べても太らない体になります。人生において痩せる機会はたくさんあります。しかし身長が伸びるチャンスは一度しかありません。一番からだができるうえで大事な時期を大切にしてください。でないと取り返しのつかない劣等感と一生いきることになります。
(たむ/女/18歳)