あの時ダイエットしてなければ
それを続けていたらみるみる痩せていき、食欲もなくなり、拒食症になってしまいました。160センチ35キロにまでなり、もう手も脚もガリガリでもう少しで入院するところでした。その後は食べなかった反動でどんどん食べる量が増え、過食になりました。
でも吐いてはおらず、今では160センチ60キロで、見た目も顔や足がパンパンで、筋肉が落ちているので脂肪ばっかりです。このままじゃどんどん太ってしまいます。でも食べることがやめられないんです!ダイエットをしなきゃ良かったと強く後悔しています。
(あおい/女/16歳)
逃避
私の周りの女の子たちは皆オシャレでスマートだった。中学高校と、勉強ばかりしていた私は自分のスタイルも服にも全く関心が無かったので、大学に入って、周りのオシャレに関する話題についていけなくて、劣等感を抱いた。
自分に自信をつけたくて始めたダイエット。でもそれが結果として、さらに自信を無くし、以前よりもさらに悪い容姿をつくりだした。馬鹿だとわかっているけれど、もう一度あの拒食期のガリガリな体に戻りたい今日この頃。
(アミ/女/19歳)
愛されたい
その彼が卒業して余計どうでも良くなり、気づけば体重は16キロ増えていました。そして去年メールを通してもう一度彼とやり直せました。でも彼に会ってみるとあまりに体型の変わった私に驚いたのか、数ヶ月で振られました。そして過食で更に7キロ太ってしまいました。
今まだ彼が好きで、痩せていた頃のように彼に見つめ直して欲しくて拒食寸前です。リバウンドがくるのを知っていながらいつどこで彼と会えるか分からないから即痩せたくて仕方ない。愛する気持ちが拒食に走ることを実感しました。愛してくれればこんな事にはならないのに。
(まっきー/女/15歳)
どうせ痩せたって
それから半年で10キロ痩せました。それでも周りは変化なし。本当に好きな人ができ、付き合って3日でふられた時はとうとう36キロまでおちた。それからは馬鹿らしくなってダイエットは止めた。体重も40キロに落ち着いた。リバウンドすることもなかった。
見た目は変わりナンパだけはされるようになったが、相変わらず心から愛してくれるヒトはいない。とにかく寂しくて誰かに愛されたかった。友達もいない。せめて恋人がほしかった。痩せてもおしゃれしても何も変わってない。生理もこないまま今に至る。
(あい/女/26歳)
きっかけ
家に帰って何年かぶりに体重計に乗ると…。それからです、私のダイエット生活は。決して過酷ではありませんが、私に残ったのはストレスだけでした。数字ほど見た目は変わらず、鏡を見れば見るほど自分がイヤになりました。
誰にも会いたくない、学校にも行きたいけれど人に見られるのがイヤでした。やがて限界がきました。私には少しの食事制限もきつかったのです。そして過食するたびに自信喪失。そして太るばかり…。何もかもイヤになる。
(カナッペ/女/14歳)
母親
テレビでは過食嘔吐のほとんどの人が、幼児期に母親に愛情を注いでもらえなかった人が多いと言っていた。母親は甘ったれてんじゃねーよ!と言っていた。
私は今この人と同じ状態なんだよと心の中でつぶやいた。そして姉も同じ状態であるとわかった時、母親は自分にも悪いところがあったと思ってくれるのかな。
(岾コ/女/18歳)
はやく普通になりたい
止めたいのに月曜日のことを考えるだけで食べないと落ち着かない。人間関係に本当に疲れた。吐くとき全部嫌な思いも出て行くようでスッとする。
でも喉もお腹も心も痛くてこれから卒業までクラスに耐えられるかな。なにもかも投げ出してしまいたい。
(ちはる/女/17歳)
寂しかったから
そして母親の再婚を機会に自立しようと思い、別居を始めました。母は義父の家へ行き、私は元々暮らしていた家に残りました。始めは夜遊びし放題で楽しかったけど、そのうち飽きて一人でご飯を食べる日々。むしょうに寂しくて気づくと過食していました。
吐いてるのに太る一方。あれから約1年毎日吐いています。寂しくて仕方ない。誰かに愛されたい。自分を愛したいです。
(ゆー/女/17歳)
初めは
ちょっとご飯を減らしたら、体重はどんどん減っていった。155センチ43キロを今は維持しています。気づいたら43キロという数字に依存しています。そしてこの体型にも。
気付けば拒食症でした。あと1キロ減らしたら入院だそうです。信じられません。軽い気持ちだったのに体は悲鳴をあげていたんだね。
(はるか/女/18歳)
愛されたい
心配してほしくて食べなくなったら、餓死して死ねと言われた。悔しくてリストカットの癖が始まった。今は前と同じ体重。吐くことができないから下剤を乱用する毎日。
今は寮に入り親と離れている。だから過食のお金が足りない。万引きしてしまいそうでこわい。愛されたいだけなのに。
(はづき/女/16歳)