完治
そして段々ひどくなって、1日中そのことばかりを考えていて、誰にも言えなくて辛かったです。私が過食嘔吐から抜け出せたのは、家族に打ち明けたこと、そして摂食障害の本や栄養学の本を色々読んで勉強したからです。
自分自身の心が弱いから過食嘔吐してしまうのではないことなど、勉強していくうちに色々なことがわかってきて自然に過食嘔吐しなくなりました。
(チイ/女/18歳)
今の私
今ここに生きているのさえ不思議です。今は結婚し、三人の子供に恵まれ、仕事をしながら頑張っています。頑張り過ぎないように頑張っています。今も過食はありますが、それに惑わされる生活はなくなりました。
アル中で子供にも暴力をふるっていたこともありました。日記や詩をかくのが好きなので本をだすのが夢です。また自分の経験を生かして同じことで苦しんでいるような人を助けてあげられたらいいと思っています。
(ゆうか/女/34歳)
結構いるんだ…
でも吐いたときにできた右手のあざは今でも消えません。最近トイレで吐いてる人が結構いることがわかって心が痛みます。みんな苦しんでいるんだ…と思って。レストランとか学校とかのトイレでやっぱり自分もそうだったから、音とか手の洗い方とかでわかっちゃうんですよね。
健康美が流行する世の中に早くなってほしい。じゃないと女の子がボロボロになっていっちゃうよ…。
(匆匆/女/23歳)
それから
意志の弱い自分を責めつつ、毎晩泣きながら胃に詰め込みました。体型の変化は自分の目ではっきりとわかってきました。みんな私の事を笑っているように見えた。恋愛も受験も失敗した。線路に飛び込もうとしたけどそんな勇気がなかった。誰より自分が憎かった。こんな私にも彼氏ができたんです。
今のままの私を好きになってくれました。おしゃれも最近楽しめるようになってきて、過食の頻度も月数回あるかないかくらいに減りました。無気力は続いているけれど、少しずつ頑張ろうという意欲が出てきました。本当に今はありがとうの気持ちでいっぱいです。
(完治とまではいかないけれど…/女/18歳)
いつまでも続くわけじゃない
母は私が物心ついた時には過食嘔吐をしていました。今も。隠してるようですが、私は気づいています。入れ歯になっても、嘔吐が原因で集中治療室に運び込まれても、過食嘔吐を認めない。病気だと認めなければ良くなることもないのに。
私が過食嘔吐の時は家族、友達も信用できずに寂しかった。でも、これがずっと続くわけじゃない。病気はいつかは治る。まずは過食嘔吐しても頑張っている自分を褒めてあげてください。ストレス発散が過食嘔吐だっていいじゃない!でも歯磨きは忘れずに!
(はなこ/女/27歳)
あっけなく
それが結婚が決まり、仕事を辞めた途端、自分でもビックリするくらいピタっとなくなったんです。こんなことならもっと早く辞めていたら無駄な時間を過ごさずにすんだのに…と少し後悔です。
でもまさか自分がこんな生活ができるようになるなんて思っていなかったので、皆さんも諦めないでほしいです。いつかきっと治ります!もう少しだけ自分に優しくしていいんですよ。
(もんち/女/25歳)
拒食
もちろん生理もなくなるし、体毛も濃くなるし、常にふらふら、性格も悪くなりました。食べることが楽しくなくなり、そのくせ常に頭では食べ物のことばかり考えていました。
ですが家族も退院し、バイトや就職活動を始めてから、このままではいけないと思うようになり、約一年半かけて、現在は41キロまで戻りました。リバウンドや過食もなく、今の体重で満足しています。
(あき/女/20歳)
大丈夫
食べると言うよりは胃袋に詰め込むと言った方が正しい。吐いている事が楽しいとさえ感じるようになっていった。生理もとまって目の周りに赤いポツポツもできたりもした。でもある日ふと思った、「周りの目なんか気にして何やってんだろう、もういいや。」
全てに対してどうでもイイと思った瞬間に楽になれた。子供なんて出来ないだろうと思っていたけれど、子供が出来て嬉しい。自分は自分なんだから、人なんて気にしなくてもイイんだよ、大丈夫。
(まる/女/24歳)
諦めない
だけどまた過食が再発して鏡に映った自分の姿を見て、私は心も体も健康になりたいって思った。そこからダイエットを決意し、ちゃんとした食事とウォーキングや筋トレを始めた結果、痩せて体も綺麗になったし、やり遂げた事で自信もついた。
たまに過食してしまう事もあったけれど、諦めなくて良かった。今では毎日が楽しく過食も拒食もしていない。
(みぃちゃん/女/19歳)
だいじょうぶ
10年もこの病気とつきあってきて、病気のトンネルの中にいるときは、皆のようにただ普通に食べられるようになりたい、それが一番の願いでした。このサイトを何度も何度も読んで、励みにしていました。
今は、普通の量をおいしく食べることができるようになりました。それがなによりの幸せです。私は病院に通ったりしなかったので、どうやって治ったのかとかは書けませんが、食べることに罪悪感をもたないことが大事かなと思います。おいしいものを、食べたいものを食べていいんです。絶対に、あきらめなければ必ず治ります。大丈夫。
(あい/女/24歳)