- その他17 -

楽になった


私は13歳の時にリストカットをし始め、14歳の末に拒食症に転向しました。食事を摂れなくなって身長153センチで35キロまで落ちました。でも、ある日過食が始まって、開き直りました。「別に我慢なんかしなくたっていいのかもしれない」って思えるようになりました。

お菓子が大好きでちょっとぽっちゃりしてる女の子でもいいのかもしれない、って。それから半月程が経ち、まだ過食気味ですが、吐こうなんて思いません。意外と太らないものです。いつかは過食衝動も治ると信じて、今日もアイスを頬張ってます。

毎日食に振り回されたあの頃を忘れる事は出来ませんが、でも、私は今の私が好きになりました。今の自分を認めてあげられるようになりました。食べたいものを食べて、笑って過ごせるならそれが一番幸せだなあって本当に思います。

(颯木/女/15歳)

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もう嫌だ


私は痩せた身体を手に入れて3年、頭から食べ物が離れない。太りたくない、でも食べたい、死にたくないでも死にたい。誰か、助けて、痩せている世の中は違う。太ってる女の子だって、愛してよ。

(スイーツ/女/17歳)

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共感し合える喜びを…


私は、中学3年から摂食障害と一緒に成長してきました。もうかれこれ8年目ですがあまり回復の兆しもありません。こうしてみなさんのお話を読んでいると、自分だけでなくみんな苦しいんだ…と思えます。

でもやっぱり毎日毎日過食嘔吐が止められないのです。両親も理解を示してくれます。以前より何でも話せる両親は一番の心の支えです。この病気になって、辛い部分はたくさんあります。

「普通の」女の子として男性と付き合いたいし、友だちと旅行に行きたい。でも、今の自分もいいのかな、と思えるようになってきました。一生この病気と付き合っていくことも考えます。自分の個性として、過食や嘔吐を受け入れられるようになれれば、前向きに胸も張れるんだろうと思います。少しずつ成長していきたいです。

(きさらぎゆりこ/女/23歳)

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チューイング


基本的に拒食で過食はしません。でも嘔吐してしまいます。嘔吐したくないからカロリーが殆ど無い様な物しか口にしません。それでも付き合いやら何やらで軽く外食したりする事もあって…。

そんな時は食べた量に関わらず嘔吐しちゃいます。少量で嘔吐するのもキツくて…今日とうとうチューイングしちゃいました。今日は珍しく出勤していて、お弁当も持参していなかったので…安いカップ麺を買ってタライを用意して噛み吐きしながら食べました。

勿論人は居ません。とても便利な方法を知ってしまった感じです…。

(翔/女/--歳)

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馬鹿食い


減量をするスポーツをしていました。5キロ落としても計量後はものすごい勢いで食べてまた戻るような生活をしていたら、大食家になってしまった。維持しなければならず、吐いていたこともあった。

寒天を大量に作り、プロテインと甘味料(パルスイート)とヨーグルトをかけて、お腹がぱんぱんになるまで食べた。次の日、体重が落ちていた。これは使えると思った。

なんでもいいから食べたいとき、寒天ならばカロリーがないので、安心して馬鹿食いが出来た。吐かなくてすんだ。むしろ、吐きそうになるぐらい腹一杯になれた。

(I・K/男/17歳)

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自分だけの問題じゃなく


私は高校の時からの過食嘔吐です。忙しい母親が、折角作った料理を残すのが申し訳無くて、全部食べなければいけない気持ちと、痩せたい気持ちとに挟まれて始まってしまいました。大学、就職、結婚と忙しさに紛れて少し落ち着いていましたが、出産以後のダイエットで再発してしまいました。

子供が通園通学した後の誰も居ない家に居ると、食べ物の事ばかり考えてしまいます。主人も子供も知りません。母親がこの様な精神状態なのが影響しているのかは分からないのですが、神経質な上の子は周期性嘔吐症でイベントの度に激しい嘔吐に襲われます。

今までは過食嘔吐は自分だけの問題だと思っていましたが、そうではないのですね。もっと大らかな母親になって二人で直していきたいと思っています。

(たーたん/女/35歳)

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生きるということ


このサイトの投稿を読んで、自分と同じ様な果てしない苦しみを抱えて今を生きている人が沢山いることを知り、涙がでてきました。私は拒食を経て、2ヶ月程前から過食嘔吐を繰り返しています。自分の異常に気付き始め医学書などで調べてみると、自分が見事に摂食障害であることを知り、愕然としました。

元々私は人付き合いがあまり得意な方ではありませんでしたが、それでもどんな事にも信念とポリシーをもって自分を貫き通して生きてきたし、又それが唯一の誇りでした。でもそれがこの2ヶ月で一気に崩れました。自分を変えようと考えつく全てのことを尽くしましたが結局何も変わらず、周囲に対してますます不信感を抱くようになってしまっただけでなく、今まで何があっても信じてきた自分自身すら見失い信じられなくなってしまいました。

生きることにおいて一番大事なものって何だろうって、最近よく考えます。食べ物やお金、うわべや見せかけだけのものではないことはもう分かりきっています。今まで目を背けてきただけ、分かっているのに分かろうとしなかった。本気で愛して本気で守りたいと思うものに出会えた時、私は変わることができる。そう信じて明日からも生きていこうと思います。

(みるくりーむ/女/18歳)

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戻りたくない


中二から中三にかけて食事制限と運動で150センチ70キロから50キロに。男子から陰口を言われることもなくなった。高校に入り40キロ。たくさんの出会いがあり大好きだった彼と別れてリバウンド。退学して丸2年引きこもった。ピーク時は70キロ。母に迷惑をかけた。

後に半年かけて40キロに。再び男達が優しくなった。40キロと70キロじゃ間違いなく人生が変わる。もう戻りたくない。その一心から大量に食べては吐くようになった。二十歳で結婚。結婚しても出産しても治ることはなかった。過食嘔吐のリスクは大き過ぎた。一日の大半を過食嘔吐に費やし、子供と公園にさえ行けなかった。本来なら貯金にまわせるはずのお金。

現在28歳。鬱な症状が年々悪化。過去の急激な皮膚の伸び縮みから体じゅうに肉割れ。若い頃は細い女の子でも今は貧相な女性。子供のことを考えると、脳の萎縮によるアルツハイマーや低カリウムによる突然死に恐怖を感じている。これからも人に話すことはないだろうと思っていたが、今日ここで過去を吐き出したことで気持ちが楽になりそうだ。見た目にこだわるのは終わりにしよう!いつまで見た目で物事がうまくいくはずがない!内面も素敵でなければ!まだ経験の浅い方、私のようにならないで下さい。治るきっかけに出会うことを願います。

(松浦香菜/女/28歳)

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わかってるのに


あたしだって、再来年には国家試験を受験して受かれば医療に従事します。そうすれば患者様の健康を考え、維持出来る様にサポートするのを仕事とします。

それでも吐かずにはいられない。好んで吐いてる一面もある。それでも自分の体調管理だって仕事になるのに。わかってるから。学校に行けば、医療人に囲まれる。クラスメイトも将来の医療人。学校では吐かない様に、食事をしない私を無視するはずもない。

お願いだから、食事の事に口挟まないで。吐かなくていいモノを、選んでるのに。お願いです。わかってますから放っておいてください。許されないと分かってるから。

(カケル/女/19歳)

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拒食症と過食症から


拒食症になる前の私は、肉好きで便秘知らずで丸顔で体温が高く、生理の量が多かった。けれど、拒食症になってからの私は、生理がなくなり、胸がぺったんこになり、低血圧・低体温・便秘に悩まされた。

胸がなくなったのはうれしかった。私はグラマーな体型なんて大嫌いだし、女性っぽいのが大嫌いだからだ。小学生の頃、同級生に「胸がでかいね。」と馬鹿にされ、父親も私の胸のことを頻繁に口に出し、「触ってもいい?」と聞いてきたこともあった。

自分が女性であるということを意識するたびにむなしくなるから、女性のシンボルを失ったことは私にとっては夢のようだった。過食症になって太ったので、またあの時と同じようなことを人から言われるようになった。手術で胸をとってやろうと本気で思っている。私は女性であることがいまだに受け入れられない。

(ピティー/女/17歳)

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