逆流性食道炎
治すというよりも付き合っていかなくてはいけない病気なのだそう。消化のよいものをよく噛んで腹八分目に。お腹一杯になるまで食べてはいけない。怖くてもう吐けなくなりました。というか吐くと食道が焼けて、胸が苦しくてたまらなくなってしまう…。今までは「後で吐けばいい」と思っていたので、食べる事をどうしても止められませんでした。でも「食道がんになるかもしれないよ」と言われてハッとしました。ガンにはなりたくない。
ああ、そんなに悪いことしていたんだ。10年間もずっと身体をいじめてきてしまったんだと思いました。今は人並みの食生活をすることができるようになりました。吐くことってこわいことなんだよ!がんになるかもしれないよ。だからやめよう!もう身体をいじめないでおこうよ!一人でめちゃくちゃに食べる食べ物なんて全然美味しくないでしょ。もうやめよう!
(jelly/女/29歳)
摂食障害
23才くらいまで食べては吐き、自己嫌悪や自信喪失を繰り返し、通院もしました。そして私が感じた事は自分を一番愛していないのは、自分だと言うことです。理想の自分ではない姿は嫌いだ、こんな自分は許せないと言う気持ちが摂食障害に向かわせるのだと思います。喉に指を突っ込んで吐く行為は自傷行為です。そのような行為を自分自身にしてしまうのは悲しかったです。
もし過食の欲求が湧いた時、無理にやめようとしないでください。その後、自分を責めるのではなく労ってあげて下さい。自分の良い所を見つけて愛してあげて下さい。摂食障害は必ず治ります。諦めないで欲しいです。
(ミユキ/女/25歳)
最近
ですが今の彼と出会ってましになりました。過食しない日もできたし、普通に食事する事もできるようになってきて、かなり自分で驚いています。過食嘔吐が完全に治った訳ではありませんが、人との関わりは大切だと思います。
いろんな人と出会う事がきっかけになるかもしれません。過食嘔吐で悩んでいる方、親や友達に相談してみてください。何か変わるかもしれません。
(Kaorin/女/19歳)
大丈夫!
昔に比べて自分なりに綺麗になってるし、自分を好きになってるし。がむしゃらにダイエットをしてリバウンドして過食嘔吐と拒食を繰り返す私より、健康な私が大好きです。周りの人のおかげと諦めなかった自分がいるからこそありのままでいいと思えます。
少しぐらい吐いても過食してもいいんですよ。次は止めとこうと思えば。完璧でなくていいんです。少しずつよくなれば。周りの人に感謝しながら、のんびりといきたいですね。
(さおりんご/女/32歳)
摂食障害の姉をもった妹が思うこと
私は姉に失望しました。自分が痩せたいがために家族を巻き込み、迷惑をかけて何がダイエットだと。そしてなんて自分勝手な人なんだと思います。自分が痩せたいがために、頭がおかしくなってしまって自分を見失い、何か悪いことがあれば人のせいにし、残飯を食いあさり、おたけびをあげる。最悪です。それ以来私は姉と口をきいていません。大嫌いです。
今は以前より良くなったのですが、きっと一生直りません。姉は腹黒いのです。家族は姉がまた狂わないように気を使っています。皆さんは家族の事を考えていますか?気を使っているのを知っていますか?そうまでして痩せたいですか?そして本当の被害者は家族なんだということを分かって下さい。振り回されている周りの気持ちわかりますか?摂食障害は怖いです。精神病は怖いです。
(摂食障害者の妹/女/21歳)
皆さんに言いたい
でもこの10年間、治すために色々試してきました。挫折してはまた新しい事を試し、また挫折の繰り返し…。気がついたら10年たっていました。
病気が完全に治ったわけではないけど、10年を振り返ると大きな進歩を遂げています。皆さん、今やっている事を無駄だとは思わないで下さい。やって無駄な事は何一つありません。
(専業主婦/女/23歳)
抜け出せたのかな?
誰だって食べたいけど痩せたいっていう強い願望を持ってる。でもその願望のせいで悩みを抱えて苦しんでる人が多過ぎる。一度すべて忘れて、好きに食べてみるといいと思う。美味しいものを好きな時に。吐けない過食で悩んでいた私だが、数日間そうやって本能のままに食べていたら、次第に食べたい欲求が治まってきた。
好きなだけ食べ尽くしたからか?心身共に満たされている感じがする。お通じもよくなった。食べることは悪いことじゃない。罪悪感を持たなくていい。もう自分を悪循環の中に縛るのはやめにしよう。
(奈緒/女/18歳)
カショクオウト
やめたいやめたいと強く思っているのに、どうしてもやめられなくて苦しんでいるのに。矛盾する強い思いを抱えて生きるのは辛すぎる。ほんとにおかしくなる。健康な心を手にしている人には理解できないことらしい。
ちゃんと理解して、分かってもらうってことだけが私を救う道なのに…。それとも人の手を借りて病気を治そうとする私の考えがすでに間違っているのかな。でも私のことわかって…。
(美優/女/24歳)
本当の完治
摂食障害の完治には時間がかかるのだと思います。でも、決して不治ではないことは分かっていますよね。一見「過食がおさまる、そして嘔吐しなくなること=治る」と思っている方が多いと思いますが、それは違うと思います。摂食障害の治療とは「食べ物、そして体重や太ることに対する自分の気持ちを変えてあげること」ではないでしょうか。私は最近このことに気付きました。焦らず、ゆっくりでいいんです。過食・嘔吐をしたってかまわない、だって、これは症状だからすぐには治らないもの。
過食や嘔吐をしてしまう自分を、後悔や冷たい目で見るのではなく、ちゃんと受け入れてあげたいです。そして自分の症状を理解し、ときに少しだけ気持ちと向き合う時間を作ってあげてください。そうすれば、自分の知らないうちに少しずつ気持ちが変わってくると思います。自分の心は決して裏切らない。自分を大切にしてあげる(病院に通うことやカウンセリングを受けるのもそのうち)と、知らず知らず気持ちも回復へと足を進めてくれます。そしていつか必ず治してやると意地をみせ、必ず治ると信じて毎日を過ごしてみてください。それだけでも気分が楽になりますから。
(トーコ/女/19歳)
やってみる価値はある
今年の春、女友達から誘われ八丈島へ行って、世界が変わった。海に潜り、島の人達と話し、気持の良い風の中を毎日散歩する…。民宿に泊まっていたので朝7時と夜18時にはご飯が出るし、宿の人が取ってきた魚や野菜だと思うと、嬉しくてありがたくて、残すことが出来ない。そうして一週間滞在していると、何故か普通の食生活に戻っていました。
帰って来た今は最低時の体重よりは大分増えたけれど、すごく心穏やかでカロリーのこともあまり気になりません。そして少し太ってからのほうが、モテるようになりました。摂食で悩んでいる人は、旅に出てみたら良いかも。期間は最低一週間位で。なんだか心が洗われるし、今までの自分をゆっくり見直せます。外に出たくない気持も死ぬほど分かるけれど、今の場所から動いてみて!人はあなたが思っているより優しいよ。
(みなみ/女/23歳)