考えの勘違い
でも、ぐるぐる細い糸を絡ませていたのは自分自身で、みんなほんとは同じだって事をこの体験談を読ませてもらって気付きました。みんなだって、つらいんだよね。でも前を向きたいって思ってるんだよね。私も今の自分を認めて、輝く未来を作っていきたい。
２０代のこの瞬間は、過ぎてしまってから戻りたいと思っても戻れないのだから…。
(たんぽぽ/女/25歳)
これまでのこと
「痩せたら自分に自信が持てる。」そう思い込んで来た。痩せることで認めてもらおうと思っていた。私は自分の居場所、存在意味をずっと求めていたんだと思う。結局、自分が自分を受け入れていなかったことに気づいた。ホント、最近のこと。
周りからの優しい言葉や、労いの言葉を素直に受け入れてなかった。私には愛情を注いでくれる人が沢山いたのに、素直になれなかった。自分を受け入れることから始めていこうと思う。まだ時間はかかりそうだけど、自分を大事にしたいと思う。
(シズ/女/30歳)
どんなあたしでもいいんだよ
いまのままのあたしじゃ嫌。もう、勉強できなくたっていいんだよ。誰も責めない。あたしはあたし。解ってたつもりなのに最近また駄目になってきた。頭の良くない子は価値がない。馬鹿は嫌。
そんなことないのに。わかってるのに。19歳になるまであと数日。もう、やめようよ。自分を認めよう。
(みや/女/18歳)
まだまだだけど
寂しいから、ほんとは死にたくない。でもこのままだと死んじゃうよって気がついてほしかったんです。過食・嘔吐は、太るのが怖い…てのも当然あるんだけど、拒食のときよりエネルギーがある自己主張。私の場合はそれなんだって最近やっと気がつきました。
(あねご/女/29歳)
失ったもの
何度か直そうと試みましたが、結果が出せないまま2年が過ぎました。見かねた両親が家へ連れ戻しましたが、私は親戚や近所に摂食障害のことを言いふらし家の中で嫌がらせをする母を、申し訳なさよりも先に恨みました。原因を作ったのは自分なのに。
その後、家を出、家族とは疎遠になっています。今は、まずこの状態を受け入れ、自分の甘さに慣れきっている状態を少しづつ直し続けていきたいです。心の整理と何が一番大切かを理解できたとき、もう一度、母に心を開いて謝りたいです。
(ようこ/女/24歳)
過食嘔吐さようなら
きっかけは、なんにせよ止めるのは自分。一番私のことを知っているのは私自身。自分が自分を認めてあげないと一生懸命居場所どこかに探したってあるはずがない。
(さくら/女/25歳)
あたしはあたし
普通体型になっても異常な程に太ることが怖いです。過食になり食べ過ぎて太ってしまって吐くことを覚えました。まだ、家族にはバレてないけど毎日辛いです。痩せたらみんなに好きになってもらえると思ったけど違いますよね。今やっと気づきました。
イライラしたり寂しかったら過食してしまいそうになるけど止めたいです。今が寂しくて辛くても未来を信じたいです。
(かなみ/女/17歳)
大丈夫
でも、ダイエットをして痩せられたと思ったら、ある日食欲が止まらなくなって、リバウンド。自分の意思が弱いから、リバウンドして体重も元に戻ったと、全て自分の意思の弱さのせいにして、自分ばかり責めていた。なんて、自分は駄目なのだろうと。
でも、今は自分を受け止める事で、楽しく生きてます。完璧な人はいません。自分を少しづつでいいから、許してあげて下さい。今のあなたで、充分素敵です。
(あーや/女/26歳)
いつのまに半年
しかし、そのたびに自分の過食症が悪化していると気付くだけです。８月までに、なんど過食をやめようと決意したことか。結局、ふと襲ってくる衝動に逆らえず、スイッチが入ると止まらなくなります。「痩せたい」といつもどこかで思ってしまうことが原因だと思います。痩せたいから我慢して、ふと疲れたときやストレスを感じたときにやってくる衝動に負けて過食して、後悔する。わかっていても何度も繰り返してきました。
そして「過食をやめる」と「痩せる」は同時にできないと気付きました。まずは過食をせず、苦しくない程度の満腹感を、１日３回味わうことができるようにならなければなりません。食べ続ける癖を、食べ分ける習慣にしていかなければ。過食と絶食をするのと、３食しっかり食べるのと。落ち着いて考えれば健康的で結果的に痩せるのは間違いなく後者です。自分の健康を損なってまで痩せなくてもいい、と自己肯定して、今度こそやめたいです。過食症は地獄だから。
(さに/女/18歳)
気づかなかった
いつ頃からかははっきり覚えていないけれど、食べ過ぎると吐く事を覚えた。初めは食べ過ぎたものを吐く事に何のためらいもなかった。でも、繰り返していくうちに、食べると吐かずにはいられなくなり、吐いてしまう自分に罪悪感を覚える様になった。吐いた後の自分は、何よりも醜かった。目は充血し、ひどい時は目の周辺に内出血が広がることもあった。
軽い気持ちで始まった嘔吐が、気づいた時には立派な病気と化していた。そんな自分は何がいけなかったのだろうと考えると、あたしは愛情不足なんだと気づいた。周りからの愛情はもちろん、あたし自身が自分を受け入れていなかったのだ。今でも自分を好きにはなれない。でも、自分を少しでも愛してあげようと思う。自分を救うのも見捨てるのも、自分自身なのだから。
(ゆりあ/女/25歳)